家庭選修の学生のための本

家政教育共通

韓国の日常世界―生活・社会・文化の基礎知識任 栄哲ベスト新書(2004)

一般韓国人家庭の日常の食卓を飾るのはどんな料理なのだろうか。どのような住まいで、どのような年中行事があり、いかなる価値観が支配的な社会で暮らしているのだろうか。本書は、現代韓国の生活・社会・文化・精神世界・自然環境の五つの領域から、全二三〇項目を網羅して、日本文化との比較も随所に織り込んである。近くて似たような国といわれる韓国の生活を知ることで,翻って,日本の文化や生活のあり方を考える。

下流社会三浦 展光文社新書(2005)

一億総中流といわれていた日本社会において,格差が広がってきている。その実態と階層の特徴をデータをもとにして解説している。生活や家庭,という領域を考えるに当たり,見逃せない基礎情報である。

流れる星は生きている藤原てい中央公論新社(2002)

食べ物がない時代の記録から,生きるための食について考えさせられる。

窓ぎわのトットちゃん黒柳徹子講談社(1981)

教育する際に子どもの個性を受け入れることの大切さを教えてくれる本。

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語ミヒャエル・エンデ岩波書店(1976)

人はそれぞれ違う価値観や時間感覚で行動している。時間の使い方や人とのつながりについて考えてみるよい機会を与えてくれる本。

写真ものがたり 昭和の暮らし1 農村須藤 功農文協(2004)

高度成長期の日本の住まいと暮らしの文化を写真で読み解いた本。わずか40年ほど前だが、変化はあまりに大きい。いったいなにが変わり、私たちの暮らしはどうよくなったのか、そしてなにが失われたのかを考えずにはいられない。

21世紀家族へ[新版]落合恵美子有斐閣選書(1997)

「家族の戦後体制の見かた・超えかた」という副題がついている。戦後の家族に「戦後体制」というものがあったとはびっくりだが、このキーワードによって現代家族とこれからの家族が見えてくる。

がんばっている日本を世界はまだ知らないVol.1,2枝広 淳子海象社(2005)

日本国内で行われているすぐれた環境に対する取り組みを紹介した本で、日本及び海外にも発信している。環境に優しい様々な暮らし方を考える参考になる。

地球家族 世界30か国のふつうの暮らしピーター・メンツェルTOTO出版(2005)

家の中の物を家の前に並べた写真をもとに、世界の平均的家族の持ち物と暮らしを紹介している。

手の知恵 -秘められた可能性ー藤原房子山手書房(1979)

生活が便利・簡便になったがゆえに失われたものも多い。達人といわれる人の家事をする手や所作の動きの連続写真から考えさせられることは多い。

野菜の学校 -おいしさの基本を知るー野菜ワークショップ岩波書店(2003)

あたりまえの野菜を多方面から見つめており、私たちとこんな関係もあったのだと考えさせられる。

考え合う技術 -教育と社会を哲学するー刈谷剛彦・西研筑摩書房(2005)

現代社会・家族の中で家庭科を教える意味がどこにあるのかを土台から考えることができる。

教科専門(家庭科教育)

家庭科教師の実践力柳昌子・甲斐純子編建帛社(2000)

家庭科教師として授業力をつけるために。

家庭科教材開発法山本紀久子家政教育社(1992)

家庭科の教材開発をする手順を知ることができ、教材開発例から実際にやる技法を身につけることができる。

N.SATOの生活科学実験講座佐藤典子教育図書(2007)

家庭科の食生活領域を中心にできる簡単な実験方法jを具体的にまとめられた本。

統計学がわかる向後千春・富永敦子技術評論社(2007)

統計学をとてもわかりやすく具体的事例で解説した本。

スキルズ・フォア・ライフS・コウチ他家政教育社(2002)

アメリカ合衆国で使われている家庭科教科書の訳本である。日本の教科書と比較してみることでわかることが多々ある。

家庭科で何をどう教えるか飯野こう家政教育社(1980)

家庭科教育の目的や題材のとらえ方、教える工夫、今も参考になる。

こどもが見つめる「家族の未来」濱崎タマエ農山漁村文化協会(1997)

小学校5年生と本気で学んだ家庭科の授業実践記録である。子どもたちの置かれている現実を家族を中心に見据えて授業を組み立てている。小学生でもここまで本当は考えられるんだと感動した。

カレーライスの本藤田千枝岩波書店(1980)

小学生向けの絵本であるが、調理するということの全体像を気付かせてくれる面白さがある。

教科専門(食物学)

収容所(ラーゲリ)から来た遺書辺見じゅん文春文庫(1992)

なぜ学ぶのかということについて改めて考えるために。また,食が心の癒しとして重要な位置を占めることを知るために。

道元禅師に学ぶ人生―典座教訓をよむ 青山俊董NHKライブラリー(2005)

和食のルーツと,食生活がどうあるべきかコンパクトにまとめられた本。

朽ちていった命―被曝治療83日間の記録NHK取材班新潮文庫(2006)

食生活は環境との関わりが強く,食を学ぶ人には放射線についても知識と関心をある程度持っていてもらいたい。特にこの本は茨城県における事故の記録であり,関心を持って読めると思う。

教科専門(被服学)

身近な素材を活用した衣生活実験・実習中橋美智子編教育図書(2002)

科学的で魅力ある衣生活領域の学習のために、簡単にできる実験教材開発例をデータ・図表などで紹介・解説した。

装いの人類学鈴木清史・山本誠編人文書院(2000)

「人間はなぜ装うのか」の問に対して、被服と人間との関わりを世界各地の民族の持つ多様な文化を通して考えている本である。

布文化の科学・十話  衣服学への誘い楠幹江化学同人(1998)

被服の持つ様々な役割を文学作品や科学的な知識と結びつけた本で、被服学への興味をひきだしてくれる。

着飾る自分、質素な自分鷲田清一KTC中央出版(2004)

NHK「課外授業 ようこそ先輩」で、ファッションについて考える授業をした実践記録である。「着る」ことを考えることは「生きる」ことを考えることであると教えている。

教科専門(保育学)

児童虐待川崎二三彦岩波新書(2006)

日本においても増加が止まらない子どもに対する虐待について,全般的にまとめてある本。ざっと現況を知る上ではとても役に立つ。

[新装版]子どもが育つ魔法の言葉 ドロシー・ロー・ノルトPHP研究所(2006)

本書は、世界22カ国で翻訳された不朽の名著『子どもが育つ魔法の言葉』のなかから、とくに重要なエッセンスを選び出し、見開きで完結する文章に再構成したものである。子どもにとって,どのような言葉かけが本当に重要なのかが明らかになる。すべての子どもに関わる人に読んでほしい本。

子育てに不安を感じる親たちへ―少子化家族のなかの育児不安牧野カツコミネルヴァ書房(2005)

なぜ悩むのか、どうしたら脱出できるのか。新しい家族がかかえているさまざまな問題を見つめながら、子どものために何が必要かを考える。

教科専門(住居学)

歴史的景観とまちづくり西山夘三都市文化社(1990)

住居学者西山夘三は最晩年、京都の町こわしに抗して闘った。この本では、景観は私たちの生活に根ざして歴史的に形成されたものであり、これを守ることは人間の文化的要求であることを論じた。

図説 日本の「間取り」MADORI柏木 博ほか建築資料研究社(2001)

戸建てでもマンションでも、最近の住宅の間取りはあまりに均一化していないか。間取りの歴史をひもとけば、この100年の間だけでもても多様だったことがわかる。

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